【SW2.5】 冒険者よ、蟹を食うなら手を汚せ

 TさんGMのSW2.5、始まります。

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 前回の冒険を終えて、PC達はAテーブルの技能を3にしました。新しい特技を得て一回り強くなりました。
 強くなったとはいえ、まだ初心者の域を出ていません。ですから今日もせっせと仕事を探し、何か冒険者らしいことをしようと張り切ってます。

 そんな中に、気になる依頼を見つけました。

『蟹!ジャイアントクラブ高価買取中。腕に自信のある冒険者求ム』

 これだ!と冒険者は手を打ちました。蟹を捕まえるだけで大金が手に入るとか、なんて素晴らしい仕事でしょうか。冒険者は感激に打ち震えてます。

 ……なぜこんな考えに至ったかと言うと、冒険者は【ジャイアントクラブ】の魔物知識判定に失敗したからです。ですから

「蟹か。蟹捕まれば銭になるんか。ほーん」

 という認識しか持てませんでした。だからそこら辺の買い物かごを手にとっては

「この籠一杯に詰めば大金持ちやな。もう冒険者引退か?」

 なんて皮算用まで始めてます。体長2メートル近くあるジャンアイントクラブに対して、何ともお気楽な連中でしょうか。これもそれも、魔物知識判定に失敗したのがいけなかったのです。

 さすがにこれを見かねたのか、宿の亭主が呆れた声で冒険者に説明をします。

「捕まえようとしてる蟹、たぶんお前らよりデカいよ」

 ……冒険者、強いショックを受けました。世の中、おいしい話は無いもんですね。



 世の中はおいしくなくとも蟹はおいしいだろうと、冒険者はジャイアントクラブの発生する海岸沿いを探索します。そして何匹かジャイアントクラブを狩り、依頼人に渡せば終了。報酬を得ます。

 ……何か依頼人が濃い人だったので以後展開があるかも。そんなシナリオでした。



 続いてのシナリオは剣の迷宮。魔剣を持った蛮族を退治したら、その魔剣が迷宮化しちゃった!しかも出来た場所が交通の要所、困ってます!というシナリオ。魔剣の迷宮を見たら攻略したくなるのが冒険者のサガなので、ちゃっちゃと攻略しに行きます。

 迷宮内は比較的にオーソドックスなもので、罠とか敵とかがバランスよく配置されてます。流石王道シナリオを作るTさんですね。ソードワールドしてるって感じがします。
 んで最深部で魔剣をゲットして攻略完了。片手剣+1な剣でした。使おうか売ろうかまだ決めてません。たぶん売るのかな?



 そんなこんなでセッション終了。GMのTさん、ありがとうございました。世界観に沿ったシナリオ楽しかったです。
 ではまた次回もよろしくお願いします。
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【SW2.5】 ゴブリン退治からの……

 今回はSW2.5をプレイヤーで参加します。GMはTさん。僕と違い王道のファンタジーなシナリオを作る人らしいので、とても楽しみです。

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 初期作成で振り直しは三回まで。それとGMのフィーリングで、能力値のどれかにプラス2の修正(!)をくれます。フィーリングなので何の能力値かは分かりません。でも僕は前衛ファイターやるつもりなので、是非とも筋力に欲しいです。

 GMのフィーリングにお願いしながらPC作成。出来たPCはこれ↓


PC名:ギドラ
PL:一二三ん
種族:リルドラケン
技能:ファイター2、エンハンサー1
どんな人?:LV3に薙ぎ払いを取得する予定の人。

PC名:サイラス
PL:Oさん
種族:人間
技能:ファイター2、スカウト1
どんな人?:PC作成でダイス目11とか連発しちゃう(いつもの)高性能な人。

PC名アスト
PL:猫又丸さん
種族人間
技能:プリースト2(キルヒア)、スカウト1
どんな人?:正統派プリースト……と思いきやスカウトな人。

PC名:アンソニー
PL:むぅさん
種族:エルフ
技能:ソーサラー2、セージ1
どんな人?:最初はマギシュー予定で作成したけど、途中でソーサラーに変更した。器用度が高い。



 前衛2.後衛2のバランスの取れたチームです。ただ少し変わってる所と言えば

①.前衛がファイターのみ。
②.スカウトが二人いてレンジャー無し。

 この二点になります。とは言えこの編成は、チーム内でよく相談して決めたメタメタな編成です。どういう事かと言うと

「2.5でフェンサー強化言うても、火力がショボすぎてメインにはなりにくい。これは大変な事やと思うよ」
「グラップラーの両手利き三回攻撃は魅力だが、防御面が……」
「というかグラップラーは大幅の弱体化なので、前衛はファイター一択なのか?」

 2.0ではワンランク上の武具を筋力+10で装備出来たので、グラップラーは使いやすかったです。非金属鎧Aでリュンクスを装備したのは、どのグラップラーも通った道でしょう。
 でもそれは昔の話。今では柔らかグラップラーを前線に立たせる事に、僕達はちょいとした恐れを抱いてます。ええい、それならファイターのみにしちゃれ、というのが今回の流れです。

 それとスカウト二人でレンジャー無しの決定には、こんなやり取りがありました。

「……2.5で敵がマイルドになったと言っても、このゲームはやっぱり先制ゲー。これは大変な事やと思うよ」
「先制取れたら楽勝。取れなかった死ゾ。悪魔の特技ファストアクションが修正されず残ってたし」
「セージで弱点看破するより、間違いなく先制取れる事が大事ですわ」
「(ですわ?)レンジャーは後回しにしよう。初期作成では取れない」

 なんて事を話し合いながら決めました。その結果、振り直しが出来る人間二人がスカウトを取得するという、何とも悪魔的な技能の取り方をしたのです。これで先制が取れなかったら泣くしかありません。




 PC作成の後は楽しいセッションの時間。各PCの個別導入をGMが即興で行いキャラ付けがされていきます。

ギドラ「技能はファイターで名前はギドラ、種族はリルドラケン。冒険者になった理由は王になるため。王になってキングギドラになる」

 そして首も三本にする、と僕は言いました。ちなみに高筋ファイターの金食い虫なので、既に仲間内から借金してます。その癖つけてる鎧がスプリントアーマーという低価格の金属鎧。王への道は遠そうです。

 個別導入が終わってシナリオ開始。酒場のマスターから依頼を紹介されます。何でもゴブリン退治に向かった冒険者一行が戻ってこないので、それの探索に向かってほしいとの事です。(あとついでにゴブリン退治)

 ゴブリン退治……いいですよね、初期作成でゴブリン退治。なんせSW2.5でゴブリンちゃんと戯れられるのも、今のLVだけなのですから。だからゴブリンちゃんとの思い出を、たっぷり作っておきましょう。

 そんな淡い思いを胸に秘めたままゴブリンの洞窟へ向かい、中へいるゴブリン達を皆殺しにします。その洞窟の中で、行方不明の冒険者を発見しました。ただし食い荒らされた姿で……。残念、この冒険者はゴブリン達に敗北したようです。きっと初期作成で能力値のダイス振り直しが許可されなかった貧弱冒険者なんでしょう。2Dの期待値は5、そんな事を言いながらこの世に生を受けたと思われます。

 そんな妄想をして前半のシナリオ終了。1000+魔物LVの経験点を貰い、僕等はメイン技能をLV3に伸ばします。これで一つ特技が取れるので、一気に強力になりました。もうゴブリンちゃんとはお別れですね。

 一抹の寂しさを覚えながら、シナリオは後編に続きます。

 ゴブリンの洞窟を調べてみると、意外な証拠が見つかりました。なんでも先ほど退治したゴブリン達は野良ゴブリンでなく、どこかの指令を受けてる主持ちのゴブリンらしいです。汎用蛮族語で書かれた指令書を見た冒険者一行……ですが、僕達に汎用蛮族語を読めるPCは居ません。だからこの情報は、冒険者の宿に帰ってから知った情報です。(LV1セージだからね)

 そこから話は広がり、蛮族の指令を食い止めるべく冒険者は立ち上がります。ここら辺はロールプレイ多めと言うか、戦略面も含めて楽しかったです。

 んで調査の結果、蛮族の中間管理職っぽいのを倒してシナリオ後半終了。GMのTさん、ありがとうございました。次回もGMをしてくれるとの事で、楽しみにしてます。

【SW2.5】 夜は墓場で賊と悪魔の運動会

 修槌会では初めてのSW2.5です。SW2.5ですよ、新作ですね。でもそれほど旧作と変わってないので、手慣れた感覚でセッションします。

 手慣れたと言っても初心忘るべからずの精神があるので、低レベルでのセッションになります。レギュは以下の通り。

初期作成+追加経験点2,000+追加G2,000+成長二回(好きに割り振れる)

 これでAテーブルLV3、BテーブルLV2のPCが出来ます。LV2とLV3では強さ全く違うのは新旧共に同じです。

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皆が作ったPCはこれ↓


PC名:ライザー
PL:Tさん
種族:人間
技能:ファイター3、コンジャラー1、レンジャー1
どんな人?:全力攻撃で殴る硬い人。

PC名:ビルデガード
PL:Oさん
種族:エルフ
技能:フェンサー3、スカウト2
どんな人?:ひたすら回避、攻撃力はオヤツ。

PC名:SDW-591O型(ゴクド)
PL:猫又丸さん
種族:ルーンフォーク
技能:マギテック2、シューター3
どんな人?:正統派マギシュー。

PC名:フレデリカ
PL:むぅさん
種族:エルフ?だっけ。
技能:プリースト3(キルヒア)、セージ2
どんな人?:正統派プリースト



 前衛2、後衛2のバランスの取れたパーティーです。お遊びPCはいません。きっと皆は僕がGMの場合、遊びのPCを入れると戦闘で全滅するのを知ってるのだと思います。(厳しいバランスでごめんよ、ごめんよ……)




 冒険者達は何回か冒険を成功させて、そろそろ脱初心者かな?という状況。そんで今日も酒場で飲んだくれてると、突然辺りがザワザワと騒々しくなります。

「オーロラだ!夜空にオーロラが見えたぞ!」

 冒険者はオーロラと聞いて緊張します。『アビスゲート現れる時、空にオーロラ輝く』。この大陸の人なら誰でも知ってる事です。

 オーロラの位置から見ると、どうも隣村にアビスゲートが現れたらしく、早速冒険者に依頼が入ります。『状況確認&アビスゲート潰せるなら潰してちょーだい』って分かりやすい依頼です。もちろん冒険者は快く受けてくれます。拒否する冒険者には毒入りスープを飲ませてやります。

 んで隣村へ行って状況確認。村長の言う事によれば、アビスゲートが現れたのは村の墓場。
 しかしこの村の墓場には、色々と問題がありました。

①.墓守をやってたのはティダンの神官だったが、盗賊団が墓守の仕事を奪った。
②.墓守の仕事は賤職と罵られる事もあるが、立派な公職でもある。盗賊は墓守の仕事を利用し、村へ圧力をかけに来た。村は先祖代々の墓を盗賊に奪われた上、死体を埋葬する事さえ難しくなった。
③.そんな中、村長の年の離れた娘が村へ帰省。娘は母親の墓参りへ向かった。娘は墓守が変わった事など、露も知らなかったのだ。

 という状況の中アビスゲート発生。アビスゲートは、墓場と盗賊と娘を丸ごと飲み込んだ。一体、どうなってしまったのか……。

 そんなシナリオ。冒険者の皆さん、頑張ってください。



 
 アビスゲートの中はダンジョンになっており、各場所にエネミーや雰囲気盛り上げイベントが配置されてます。エネミーは盗賊やアンデット、イベントはホラーちっくな奴。つまり僕の趣味。

 陰鬱な墓場で食人行為をしてる盗賊を退治したり
 ガスでパンパンに膨らんだ水死体に鉄のストローを突き刺して一服してるグールをやっつけたり
 他にもアレやコレと言った楽しい思いをしながら進んで行きます。

 そして奥には奈落の核を守ってるボスエネミーが登場。魔神ナズラックである。LV3冒険者にはちょうどいい相手と思います。
 そう思いきや2ターン目にドライコープス3体が出現。訳ありでダメージを受けてますが、これで後衛も一気に騒がしくなりました。

 でもドライコープスなんてダメージが2D+2しか無いショボい奴なんで、戦闘はそれほど変化なく続いていきます。フェンサーは良く避けるけど、ダメージ全くなし。代わりにファイターの全力攻撃とマギシューが素敵にダメージソース。プリーストの回復も毎ターンあり、やがて敵は全滅します。




 こんな感じで終わった初SW2.5。低レベルでのセッションのせいか、それほど旧作と変わらなかったと思います。
 ただ全体的に敵が弱くなってたりは感じました。そして前衛がグラップラー選ばなかったりと、多少なりとも違いを実感できました。

 違いを大きく感じたいなら高レベル帯。そんな感じですね。だから高レベルでのセッションもやりたいと思ってます。

【クトゥルフ神話TRPG】 超時間よりの闖入者 【アカシック13】

もしあなたの身近な人の精神が
異世界の住人のものと入れ替わってしまったなら……。



 そんな今回予告で始まるクトゥルフ神話TRP。はっじまっりまーす。なおアカシック13のシナリオです。


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 今回のシナリオは一味違います。今までやったアカシック13のシナリオは、恐怖の館を探索するシナリオ(言わば悪霊の家タイプ)でした。

【クトゥルフ神話TRPG】 犬神憑き 【アカシック13】 
【クトゥルフ神話TRPG】 この病院は乾いてる 【アカシック13】 

 何が今までと違うのか?今回は恐怖の館に行かず、代わりに危ない場所へ行きます。

――え?同じやん?

 と思うでしょうが、ちょーっとだけ違います。確かに【危ない所に行って危険な目】に合いますが、そこへ至るまでロールプレイ成分多めになってます。ちょっとだけ。






 以下、ネタバレ有り。



 以下、ネタバレ有り。


















 同じキャラで遊び続けてるので、PCには様々な過去や人間関係が次々に追加されていきます。そんな追加されて行く設定の中に、南条遥なる共通の友人が出来ました。今日は皆でこの娘と遊び行く予定なのですが、彼女まだ来てません。ちゃんと連絡を入れる律儀な子なのに……変ですよね?電話も通じないので、彼女の家へ様子見に行きます。

 んでイス人に精神乗っ取られてる南条を発見するのですが、PCは落ち着いて対話を試みます。いきなり攻撃とかしません。何か至極当たり前の事を言ってる様ですが、修槌会ではこれが当たり前でない時が少々あったのです。(詳しくは過去の記事参照)

 淡々と情報を聞き出したPCはイス人の目的を知り、南条を助けるためイス人の手伝いをする事になります。その後イス人は突拍子の無い行動(P33、イス2018の行動例)を取り始めますが、これもまた淡々と処理します。うーん、お前らクールだぜ。

 その後目的地へ着き、手前にある怪しげなプレハブ小屋を探索。そして襲撃してきた桐沢を一蹴し、イス人の敵対勢力の正体を知ります。

「イェクープ人?飛行するポリプ?さっぱり分からんが、このキーアイテムっぽい電気銃でビビッと解決!」

 探索者達はそんなノリです。そりゃそうですよね。イス人から強力な武器を渡され、これ幸いとばかりに敵が来るのです。これは使うのが礼儀でしょう。むしろKPから使えと催促されてるように思えます。

 しかしKPである僕は知ってます。これは罠であると。

 ハッキリ言って電気銃で飛行するポリプは倒せません。というか戦闘したら死にます。でも問題なのが、そのヒントは何処にも出てないと言う事です。冗談でなくシナリオには、電気銃の使い方は教えても、飛行するポリプの強さ(危険さ)は教えてくれないのです。風を武器にするよ程度の情報は教えてくれるけど……。(それでいいのかイス人)

――やっべぇなぁ。電気銃をシナリオ解決のキーアイテムだと思われたらこれ全滅もありうるで。

 僕はドキドキし始めました。全滅するにしても、こういうヒント不足で全滅させるのは非常にあかんと思うのです。

 ドキドキしたままシナリオは進みます。そして桐沢のメモが発見された時、ビビッと閃きました。ええい、イス人に僕が思ってる事しゃべらせちゃえ。

イス人「何、イェクープ人が飛行するポリプと同盟を結んだだと?それは危険だ。我々の武装では飛行するポリプに歯が立たない」

 これを聞いた瞬間、探索者達は考え始めます。電気銃がキーアイテムじゃない?だったらこれいつ使うんだろう?発狂した時に自分の頭でも撃つのかな?という感じです。

 こうして悩み考えた結果、探索者達は無事に【真のキーアイテム】である水晶立方体に気づきます。やったぜ、これでシナリオ解決の目途が立ちました。

 ヒントをアドリブで言った訳ですが、これはシナリオの流れからして自然な事だと思うのです。何せ探索者とイス人は運命共同体みたいなもんですから、イス人は探索者に有利になる知識があれば教えるでしょう。それに飛行するポリプと言えばイス人の宿敵みたいな奴ですから、それを聞いて何も言わない方が不自然と思うのです。





 こうして無事にキーアイテムを使った探索者達は事件を解決します。放浪者の八幡が運悪く大ダメージを受けるも、死にはしなかったので良し。

 と言う訳でシナリオ終了。一緒にセッションした皆さん、ありがとうございました。

 同一の探索者でセッションするのはこれで五回目になりますが、まだ誰もロストしてませんね。それもそのはず、今までのシナリオは全て

 難易度:低 

 だったのです。これではなかなかロスとしません。んでこれ以後のシナリオは、もっと凶悪でエゲツなくなります。探索者の皆さんには、今まで以上に的確で冷静な判断が求められます。

 でもはっちゃけて色々な事をしてくれてもいいんですよ。(小声)

【クトゥルフ神話TRPG】 この病院は乾いてる 【アカシック13】

 13の短編シナリオが入ってる【アカシック13】。突然ですが、このシナリオ集の有難さについて簡単に説明します。

 戦闘が推奨されてないクトゥルフで『真面目なホラー』シナリオを作ろうとすると、結構大変なんです。それは「ゴブリンが村を襲ってるから退治してくれ」とか「どこそこの迷宮に財宝とドラゴンがいるよ」とか、そういうハックでスラッシュなシナリオとはご縁が無いからです。

 でもそんな時にはアカシック13。これがあれば、いつでもお手軽にクトゥルフ神話TRPGを楽しめます。

 今回使用するシナリオは『この病院は乾いてる』です。乾いてるってどういう意味なんでしょうかね。きっとクーラーのかけ過ぎか、クトゥルフ的な何かでしょう。




 以下、ネタバレ有り。



 以下、ネタバレ有り。






















 今回のシナリオ。一言で表すなら『スピード解決』でした。

 何かというと導入が何時も通り過ぎて、探索者の方も気楽に構えてたんですね。

①.やばい建物に入る。
②.知らない内に閉じ込められる。
③.あっはっは、またこのパターンかよ。
④.しょうがない。片っ端から探索していくか。
⑤.デュフフww

 みたいなノリでシナリオが始まりました。何故そんなノリかと言うと、お化け屋敷探索物はクトゥルフ神話TRPGにおいて非常にメジャーだからです。

 さてそんなお化け屋敷を幾つも制覇してきた強靭な探索者一行は、余裕綽々で事件に挑みます。そして手ごろな部屋から探索を始めるのですが、なんかKPが露骨にチェックを入れてます。そして一言。

「あっつい、病院内はカラカラに乾いてる。これは長く探索すると命に関わる。素早く事件を解決せねば……」

 ってな事を言いました。これを聞いた探索者達、目の色が変わります。あれ、これ何時もと違うパターンじゃね?悠長に一部屋一部屋探索する訳にはいかないよね、ってなりました。

 そこから一変。気楽な空気は消え、探索者達の眼に知性の光が宿ります。(いつもは宿ってない……?)
 そして病院の見取り図を見ながら、あーだこーだと議論を重ねます。

「書斎は絶対に行かなきゃいけないよね。それ以外には?」
「浴槽に行けば水があるのではないか?」
「無いと思われる、あるのは水でなく、正気度を失う罠だけと思われる」
「でもあったとしたら……」

 等々、いつものお化け屋敷シナリオでは見られない議論が始まります。これはちょっと新鮮な経験でした。

 その結果

浴槽 → 書斎 → 主寝室 → 事務所(金庫) → サロン

 と、ほぼ寄り道なく事件の真相に迫り、解決したのです。主犯のミイラ君は速攻で包帯に巻かれ、また封印されたまま長い時間を過ごす事になりました。

 と言う訳で今回のシナリオはおしまい。非常にスピーティーで楽しいセッションでした。基本僕たちはダラダラとお菓子食べながら長時間TRPGをするのが多いし好きなんですが、たまには今回の様に短時間なセッションもいいと思います。
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