新・蛮族成上り物語 その4

 バルバロスヒャッハー!……でなく
 バルバロスキャッキャ(σ≧▽≦)σシナリオ四回目。今回もPCは、蛮族の平和を守るため頑張ります。

 前回のシナリオで、我が蛮族領の幹部NO1とNO2が険悪らしいことが分かりました。なので早速調停に乗り出します。場所はNO3が用意した歓楽街。ここで楽しんで嫌な事は忘れちゃおう!ってな感じです。

 PCも末席とはいえ幹部の一員です。この調停に同席し、いさかいを納めなければなりません。間違っても

「お前らまどろっこしいな。戦神ダルクレムの名の元に正々堂々と戦え」

 なんて煽ってはいけません。そんな事が許されるのは僕の人族シナリオだけ(!?)です。

 ここで少しパーティーの紹介。パーティー名は雪月花といい、宝なヅカーをモチーフにしてます。んでその名の由来通り、人族の美少女のみ(ただし全員奴隷)で構成された劇団を持ってます。
 劇団と言っても歌劇団なので、歌っと踊ってお芝居をします。今回はこの歌劇団を使って、平和なムードを作り出そうと考えました。

 そんで幹部一同が集まり、仲良くなるための会合が開かれます。
 NO1もNO2も苦い顔をしてますが、ちゃんと来てます。苦い顔をしてますが、ここは我らの作った劇を見てホッコリしてもらいましょう。という訳で早速上映に入ります。

 題名は

「ブラクザバスは見た。本当は仲良しだったダルクレムとザールギアス」

 です。神話の伝えるところによれば、ザールギアスはダルクレムからイグニスを簒奪し、以後両者は血みどろの戦いを繰り広げたと言われてます。
 でもそれははたして真実なのでしょうか?雪月花の解釈のよれば、必ずしもそうとは言い切れないようです。

 ではその真実とはいかなる物なのでしょうか?
 劇を通して見てみましょう。



「ダルクレム君ごめんね。勝手にイグニス盗っちゃって」
「いいってザールギアス君。これはみんなの物さ。独り占めなんて良くなかったんだ」
「ダルクレム君……」
「ザールキアス君……」

ライトアップされた舞台の上で
神々の御姿に男装した二人の少女は
優しく抱き合います。

「んちゅ、んちゅ、ぷはぁ」

 そして濃厚な口づけを交わします。
 そのあとは、パンパン、パンパンと仲の良い時間を過ごします。ウォースゲー。ダルチャンノナカ,アッタカイナリィ。



 終幕。
 なるほど、これが雪月花による神話の真実なのですね。なおパンパンというのは、風船を針で突いた音です。

 ともあれ実力者の集まる幹部の会合で、このような劇が上映されたのは雪月花にとって真に名誉なことです。争うよりも仲良し、これが我が蛮族領のモットーなのですから。

 だが心配事もありました。もし劇の途中でダルクレムが怒りの降臨をしてきたらどうしよう、と怯えてましたが、古代神もそこまで暇じゃ無かったみたいです。いえもしかしたら、ダルクレムはこの劇を気に入ったのかもしれません。まさに神のみぞ知るですね。

 こうして会合は微妙な空気になりつつも、とりあえずは進行して行きます。んで聞く話によると、NO1とNO2は仲悪く無いみたいです。

 でもそれ本当かな?
 蛮族脳のPC(ただし一二三ん1人だけ)は疑いの目で見ています。

 でもそれは本当でした。
 何でもNO2がとある魔剣の迷宮に入ったときに、魔剣の力で強制的に性転換されたらしく、それ以後喧嘩するの馬鹿らしいやーみたいなノリになったのだとか。え?性転換前にあったであろう確執とかは?もういいの?はい、別に良いみたいです。

 やったーじゃあ全員仲良しだね、ってキャッキャしてたとき、我が蛮族領のあちこちで火の手が上がります。何かの襲撃か?それとも奴隷の反乱か?幹部は情報の少なさゆえにアタフタしてます。一体、何が起こったのか……

 と言うところでシナリオ終了。GMをしてくれたむぅさん、ありがとうございます。いやー気になる引きでしたね。また次回もよろしくお願いします。

 あとお礼ついでお詫びを。セッション中に品の無い劇をしてしまい、申し訳ありませんでした。以後はアッタカイナリィ、イキスギィ!を自重します。

 冬の寒さも薄れ、段々と春の陽気を感じる今日この頃。
 我ら集槌会の心の中にも、綺麗な桜の花が咲いてます。暖かい気持ちを忘れずに、今日も慎ましく遊びます。

おしまい
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アレスタ海の決戦 後編

前回の続き

 紳士協定により、スリープの魔法を禁止しての戦闘に入ります。

~二回戦~
バルカンメジャーアデプトLV10×5

 LV10が五体。一回戦目より敵の平均LVが低くなってます。これは楽勝ですね。
 いえ楽勝のはずありません。バルカンは召喚技能と魔法を使う、LV詐欺モンスターです。しかも召喚するのがドライアードLV9なので、かなり強いです。(主に魔法が)必中かつ時折クリティカルする攻撃魔法は、PCにとって何に増して嫌な物なのです。

 さて激戦開始……!
 と意気込んだのですが、わずか1ラウンドでPCが勝ってしまいました。いや本当に。敵の反撃すらなく、あっと言う間に戦闘が終わりました。もちろんスリープは使っておりません。

 どういう事があったのかというと……。

①,先制判定成功。
②,ソーサラーが弱点看破付きでブリザードを放つ。物凄いダメージ。
③,マギシューがショットガンバレットを撃つ。これもかなりのダメージ。
④,プリースト(フェトル)がコールライトニングを放つ。威力40とかソーサラーのお株を奪うダメージ。とても痛い。

 この三つの範囲攻撃(しかも指輪割って意地でも抵抗抜くという凶悪さ)で4体の敵がやられました。残り一体をグラップラーが凹っておしまい。ファイターは応援。こんな感じの戦闘です。

 むむ、やはり2.0は先制ゲーですね。もしPCが先制取るのを失敗してたら、こうはならなかったでしょう。召喚されたドライアードの攻撃魔法を五連発で食らい、息も絶え絶えになってたに違いありません。

 ここら辺のどんぶり勘定な戦闘バランス、さすが2.0って感じです。
 2.5では是正されますかね?


~ラストバトル~
バルカンアデプタスロードLV14(剣の欠片14本入り)

 クッソ強いですが一体なら何とかなるかな?と思ったボス戦。しかしこれ、物凄く苦戦しました。

 流石にLV14の敵相手に先制はとれず、PCは初手にファイアストームを食らってしまいます。高火力ですが一発だけなので、わりと余裕をもって体勢を立て直し、反撃に転じます。

 だがここで僕は「ファイアストーム以外に使える攻撃魔法無いかな?クラックとかどうかな?」と余計なことをしてしまいます。これが悪夢の始まりでした。

 クラック……とても強いです。
 威力は40でファイアストームと同じ。だがクラックには、転倒というやっかいなデバフがあります。これが本当に痛い。LV14の魔力には抵抗できず、全員がコロコロと転がります。コロコロされて命中と回避が-2されるのは、前衛が潰れるのと同じです。

 剣の欠片をタップリ入れて、驚異的な抵抗力を持ったボス。当然、PCの放つ魔法は抵抗される。
 それなら頼りになるのは前衛の物理ダメージ。だけど-2のペナルティがきつ過ぎて当てれない。

 容赦なく連発されるクラックの魔法。時折クリティカル。こっちの攻撃はショボショボ。これはもう打つ手なし?GMの額に冷や汗が流れる。やっべ、やっべ。

 とまぁ大ピンチな戦闘だった訳ですが、PCは驚異的な粘りを見せてくれました。

 戦闘方法は基本に忠実で、味方にはバフをしっかりかけて長期戦に備える。
 攻撃は敵に抵抗されても諦めずに、攻撃魔法を撃ち続ける。(魔力の値が高いから、抵抗されても10点はダメージが行く)
 接近攻撃は当たる様に、サイコロに念力を込めながら振る。そうすると当たる……気がする。

 等々の基本に忠実な方法で、辛苦の末に勝利します。いや激戦でした。



 こうして見事合戦に勝利したPCは、敵の本拠地へ進軍します。あとは敵大将を討ち取って終わりのはずです。

 と言う訳で長いキャンペーンも次回で最後。皆さん、お疲れさまでした。またよろしくお願いします。

アレスタ海の決戦 前編

 キャンペーン七回目。そろそろキャンペーンも大詰めに入ってます。

 PCは前回のシナリオで、海賊団カサートと蛮族が結託してる証拠を見つけました。途中で色々とありましたが、ちゃんとシナリオはクリアしてます。
 証拠が見つかると、貴族の家乗っ取りを企んだ継母一行は夜逃げ同然で帝都から退散。その結果、裁判は長子のクルトが勝利します。すなわちそれは、PCの勝利でもある。この時点で依頼達成なので、経験点と報酬が入ります。セッション開始から0分で経験点と報酬を手に入れ、PCはホックホク。

 もちろんまだ冒険は続きます。(流石にこれで終了無いです)
 どんな冒険かというと、まずPCの元に依頼が入ります。依頼主はルキスラ帝国からで、内容は海賊団カサートの討伐です。PCは傭兵団を率いて、合戦へ向きます。

 その討伐に至るまで色々とストーリーや決断があったのですが、それはカットします。超カット。んで戦闘の内容だけ、ダイジェストでお伝えします。

 ~一回戦~
オーガバーサーカーLV11×3
ダークトロールアデプトLV10×2

 PCLVが9~10なので、この程度のエネミーならオヤツです。しかも敵は攻撃方法は白兵メインなので、このレベル帯では弱い部類に入ると思います。

 それじゃ肩慣らしに軽く戦闘……と思って開始した訳ですが、ここでまさかの全滅のピンチを迎えます。いや本当に。今まで強敵を倒してたPC達が、信じられないけど簡単にピンチに陥ります。

 それは何故か?またPCが裏切ってしまったのか?いえいえ、そう言う訳ではありません。ただ単純に、先制判定に失敗したからです。

 この先制判定というシステム。SW2.0において、戦闘の勝敗を分ける最も重要な部分であります。これが成功するとしないとでは、戦闘の難易度が大きく変わります。いやもうこの判定が戦闘の勝敗そのものを決めてると言っても過言ではありません。高レベル帯においては、特に。

 今回の戦闘でも先制判定における凶悪さと理不尽さが、存分に発揮されました。普段なら大した事のないオーガバーサーカーの攻撃も、ダークトロールのバフを貰えば別物です。命中が一気に+4されて、攻撃が面白いように当たります。
 そうなると味方の前衛はボロボロ、プリーストは回復をしざるを得ません。このバフを諦めて回復するというのが、非常に厄介なのです。プリーストのバフはとても強力で、これが有ると無いとでは戦闘の難易度が大きく変わります。
 それ以外にもファストアクションが行えない、敵の一斉攻撃がエゲツ無いなど多数の理由がありますが、とにかく凶悪で理不尽です。もうだめぽ。

 そんな敗北寸前のPC一行ですが、とある方法で一気に逆転をします。
 さてその方法とは?

 答えはスリープの魔法。これを 拡大/数&鷹の眼 で敵全員にぶっ放したのです。敵5名中4名が寝てしまい、戦況は一気に覆ります。2.0では寝てる味方を起こすのは主動作を使わなければならないので、一度寝てしまえばなかなか起きません。

 このあまりにも華麗で悪魔じみた逆転劇に、僕たち修槌会ではとある協定を交わしました。

――修槌会では特別な場合を除いて、戦闘時におけるスリープの魔法を禁止とする。

 初手スリープが決まれば戦闘は終わり。それなら他のPLの活躍は?
 もちろんある訳ありません。

 それなら、スリープが効かない敵ばかりを出せばいいのか?アンデットや魔法生物とか。
 そんなシナリオの幅を狭める選択は出来ません。

 じゃあ、どうすればいい。どうすれば……?

Q.敵が全員赤の眼鏡を付けるは?
A.それは嫌な絵面ですね。
Q.なら敵が全員目覚ましのドラを持つのは?
A.輪をかけて嫌な絵面ですね。
Q.じゃあいっそのこと、みんな赤い眼鏡と目覚ましのドラを持てばいいんじゃないかな?
A.それただの楽しい人。

 というやり取りの末、僕達は改めてスリープの魔法の凶悪さを確認したのでした。

次回に続く

【sw2.0】 新・蛮族成上り物語 その3

 前回のセッションで、無事に蛮族領の幹部になれたPC一行。幹部の地位としては最下位ですが、今日も蛮族領はどったんばったん大騒ぎです。

 幹部になって何となく領地経営をやってるPCの元に、幹部NO3のラミアからお誘いがありました。是非私の領地に遊びに来て、サービスしてあげるワァン、との事です。

 さて戦闘準備いざ鎌倉……。と言うもののこのラミア、以前PCが幹部入りする際に反対の立場をとった蛮族だからです。こんなのに招待されたとあっては、生きてる気がしません。なるほど蛮族シナリオらしく、ありとあらゆるところに戦闘の火種が眠ってるという感じです。

 こうして決死の覚悟で出掛けたPC一行ですが、以外にもラミアから普通に歓待を受けます。これは罠でしょうか?うん、きっと罠に決まってます。僕の蛮族脳がそう結論を下します。

 所が僕の予想を裏切り、話が少し変わったことに。
 何でもラミアの言うことでは、幹部のNO1とNO2の仲が不穏で、このままでは争いが起きてしまう、だから止めたい、その為に貴方達の力を貸して、と言うのです。

 いや無理っす。自分蛮族なんで。種族ドレイク・ナイトなんで。
 心にイグニスの炎があるし、何よりダルクレムの教義に共感してます。いやもちろんプリースト技能はルロウドを選択してますが、多神論の世界らしく、第二の剣の主神もリスペクトしてるんです。それは人族の神官の大多数が、ライフォスをリスペクトしてるように。

 とは言えこの場において、僕の意見は極めて少数です。どれくらい少数かというと、PC・NPC通して僕一名だけという具合です。皆は争いに反対の立場をとってます。曰く話し合えばなんとかなる、結束しなければ強くなれない、などです。

 お、おおう。そうか、皆がそう言うなら仕方ない。リーダーだけど、皆の意見に従うよ。同調圧力の前にはエリート蛮族も無力だ。

 と言うかですね、 僕は思い違いをしてました。 蛮族セッションでも、GMによってシナリオが千差万別あるのは当たり前なんだと。そんな単純なことを忘れてました。

 例えばむぅさんの蛮族セッションと
 僕の人族セッションを比べてみましょう。

むぅさんの蛮族での日常 : 農業の指導を行って豊作祈願。今日も平和だ。
僕の人族での日常 : 傭兵団を率いて戦場を駆け巡る。敵の陰謀には血の報復を。

むぅさんの蛮族でのNPC : 大半が癖はあるけど話し合える、分かり会える。
僕の人族でのNPC : 大半が狂人で意思疏通は困難。暴力による死を与える他無い。

むぅさんの蛮族の指針 : 喧嘩はダメ!仲良くしようよ!
僕の人族の指針 : 血を、もっと血を。

 蛮族、人族と言っても、GMによってこれだけシナリオが違うのです。だから先ずは、蛮族だからこうだという先入観を捨てなければなりません。世界観は大切ですが、それよりGMの設定の方が優先されるのです。

 という訳で、これから平和と協調の為に戦います。そして可愛い女の子と仲良くしましょう。ゲスくて非道なのは、僕のシナリオだけで充分です。

 こんな風に修槌会では、陰と陽、聖と邪、満腹と腹ペコといった具合に、どれかに偏る事無くバランスよく遊ばれてます。同じクラブチームでありながら多種多様な遊び方が出来るのは、本当にありがたいことです。

 むぅさん、今回はGMありがとうございました。
 また次回もよろしくお願いします。

【sw2.0】 孤島の蛇鬼 総括

今回のセッションの総括行ってみます。

その1.序盤の尋問

 クーデリア伯爵領の役人が、赤い狼煙をあげたイベント。実はこれ、GMにとってはほんの些細なイベントだったのです。何か不穏な空気だぞ、伏線張ったよ、程度の。

 ただPLはエスパーでないので、そんなGMの意図なんて読み取れません。それどころかまるで逆の解釈、つまり

「PL諸君。まさかこのまま黙って行く気じゃないだろうね。これだけハッキリ演出してるシーンでスルーはあり得ないよ」

 なんて思ったのかもしれません。そうなると、調べるしかないですね。たとえ力づくでも。(え?)

 まぁクーデリア伯爵領の役人なんてのは、大半が盗賊と海賊なので、蛮族と同程度の存在に見てしまったのも原因のひとつだと思います。修槌会のセッションではゴブリンやレッドキャップをボコって尋問しても、NGの行為ではありません。(まぁ下級蛮族なんて速攻で口割りますが)

 と言うわけで
「何としても情報を手に入れるという強い意思 × 悪い奴だから手加減無用」
  という二つの条件が重なって、あの事件が起きたと思います。

 その結果七つの狼煙を上げたという、非常に稀な称号を手に入れたので、これはこれで大満足であります。
 過程も結果も、面白いに越したことはありません。

その2.裏切ってしまったPC。

 これは悲しい事故としか言いようがありません。そして悲しい事故というのは、どこにでも起こり得ます。ただ他のPLから言わせると

「敵地で単独行動はやっちゃ駄目やん」

 ですって。そう言えば今回に限らず、他のセッションでも敵地で単独行動をして酷い目に遭ったPCが居た気がします。

 確かに危ない状況でした。PCは一人で、追い詰められたLV10エネミーと向かい合ってるのです。もし裏切りに乗らなければ、そのまま戦闘に入る予定でした。そうなったら恐らく、PCに勝ち目はありません。

 と言う訳で裏切るのも仕方なし(?)と言った流れになりましたが、おかげで面白いシーンが沢山見れました。

 敵が裏切ったPCの武器を持って笑ってるわけですが、他のPCはまさか仲間が裏切ってるとは思いません。(PLは知ってますが)だから戦闘シーンのロールプレイも力が入ります。

「何であいつが仲間の武器を持ってるんだよ!」
「まさか、こ、殺されたのか!」
「許さねぇ!絶対に仇をとってやる!」

裏切ったPL「」

「あいつは絶対に、仲間を裏切る奴じゃねーんだ!」

 言葉の一つ一つに、裏切ったPCを追い込む言霊を乗せてロールプレイしてます。見てて本当に楽しかった。

 こんな思いもよらぬ事態を華麗に昇華するロールプレイは、本当にありがたいものです。


その3.しょんぼりな戦闘

 予想外の負けバトルを、強引に勝たせてしまった問題。

 GMのお覚悟が足りませんでしたね。TRPGにおいて

「シナリオ失敗しても、PC全滅しても
 みんな楽しめれば成功なんだ!(キリ!」


 なんてクッサイ事を普段から言っておきながら、ちょいと想定外の事が起きたらこの様です。いやあのシーンでPC全滅したら楽しめるかと言われれば答えに窮しますが、ううむ、何かしっくり来ません。

 そもそも……と僕は思うのです。僕のシナリオに出てくる敵は、強すぎなんじゃないかと。平均レベル9のPCに対して、レベル11の敵が複数で襲ってきますから。

 もちろんPCを無駄に殺す気はないので、バランスはとってます。主に戦術面で。
 敵は集中攻撃をしないとか、スリープみたいなバランスブレイクな魔法を使わないとか、PCが先制を取れる配慮をするとか、そんな所です。そしてそんな戦術で戦闘すると、このぐらい敵が強くないと、面白くともなーんとも無いのです。

 まぁSW2.0って、高レベル帯になると戦闘バランスが著しく悪くなりますから。ここら辺のバランスは、いかんともし難いところです。PCデータとエネミーデータを見ながら、ウンウン唸る以外に解決策は無いのでしょうか?

 えっと話が逸れましたが、あのままPCを敗北させて捕虜にさせても、それなりに面白いシナリオが作れそうでした。何せ窮地からの逆転劇ってのは、面白いものと相場が決まってるのです。

 ただですよ。僕は、敗北時において、恐らく行われるであろう生死判定にビビったのです。高火力をぶっ放す敵の攻撃をまともに受ければ、かなり厳しい目で生死判定をすることになります。これで失敗して三人ぐらい死んだらどうしようと、そんなビビり方をしてたのです。

 んで結局、強引にNPCを参戦させてしまいました。でも今になって思うのですが、それをする位なら、PCに降伏勧告を出して様子を見た方が良かった気がします。
 その勧告をPCが拒否して(敗北が間違いないであろう)戦闘を続けその結果死んだのなら、それは仕方のない事です。PCの死によって発生するGMの心理的負担も、随分少なくなると思います。

 と言う訳で次回からは、サクッと降伏勧告を出すことにします。
 よっしゃ!これでより一層強力なエネミーを出せる!やったね!


おしまい