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【2016年9月18日】 TRPGコンベンションのお誘い

2016年9月6日

出張の為、TRPGコンベンションの活動を停止します。


9月のTRPGセッションの詳細は下記の通りになります。

■開催日時:2016年9月18日(日曜)
■会場:別府市南部地区公民館、小会議室
 ★☆Googleの地図です☆★
■駐車場有り

■時間:10時30分~20時30分
■参加費:大人500円、18歳以下は200円を徴収いたします。
■禁止事項:公民館での食事は禁止されてます。(飲み物はOKです)

当コンベンションに参加するのに、予約は必要ありません。
初心者にも対応してますので、TRPGに興味があると言う人は是非ご参加ください。

!!GMしてくれる方、大歓迎です!!

お待ちしてます!
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【TRPGコンベンション】 2016 -初代ソードワールド-

 猛暑に心身共焼かれてる一二三んです。
 でもTRPGをします。やります。させます。

 今回遊んだシステムは初代ソードワールド。来ましたね、おじさん大好き初代ソードワールド。もちろん僕も大好きです。

 GMはむぅさん。
ありがとうございます。僕はPLとして参加です。

 シナリオのコンセプトは お祭り です。何がお祭りと言うと、とにかくスケールが大きくてド派手でした。

 まず初期経験点が+45,000。かつ所持金が+100,000。
 出来上がったのはLV8~9の高レベル冒険者。かつマジックアイテム盛りだくさん。そういや僕思い出したんですけど、こんな高レベルで遊んだ事ないです。

 なお人間で作成すると、ハウスルールで振り直し可能のボーナスがあり。故に全員が人間を選択しました。だから珍しいことにドワーフの神官戦士もエルフのシャーマンもいません。


名前:カーク
種族:人間
技能:ファイター9、プリースト2(チャザ)、セージ1

名前:メイビア
種族:人間
技能:ファイター8、プリースト5(チャザ)、セージ3、レンジャー2

名前:ゲイリー
種族:人間
技能:シーフ8、バード5

名前:メルシャン
種族:人間
技能:シャーマン8(男)、レンジャー4

名前:サラディー
種族:人間
技能:シャーマン7(女)、シーフ6

名前:オリビア
種族:人間
技能:ソーサラー7、セージ6


 これは強い、絶対強い。しかもみんなマジックアイテムもってるんですよね。

 ちなみに僕はシャーマン8のメルシャンです。
 ダイスを振って技能をとって、さて買い物しようと完全版ルールブックを開いたのです。そしたらビックリする事実が判明しました。

 ……シャーマンのマジックアイテムがほとんどない。魔術師系のマジックアイテムは、ほとんどソーサラー専用なのです。魔力上げるにも達成値上げるにも、これ全部ソーサラー用。

 古代王国時代はソーサラー1強だったんだなと痛感します。

 仕方ないからファスト・フィンガー(敏捷を6上げる)と5点の魔晶石を買い漁りました。後衛の僕が魔法の武具買っても意味ないので、こんな買い物になりました。

 味気ないですが、初手でブーストした魔法を撃てば強いのは、ソードワールドやってる人なら全員知ってると思います。だから悪い買い物ではなかったと思います。
 ……たぶん。



 出来上がったPCを眺めながら、さて初手にファイアストームを叩き込もうとニヨニヨしてフヒフヒ言ってる時ですね。思いもよらぬ一言を頂きました。

「ヌフフwww自分ファイアストーム撃つでゴザルよwwwボヒュウwwww」
「一二三んさん、たぶんファイアストーム撃てないと思います」

「え?(素)」

「だって精霊がいませんから」
「いやいや、タイマツに火を付けて持ってれば火の精霊はいるでしょう」
「火の精霊はいます。でもそこに居るにはサラマンダーですよね」
「はい」
「ファイアストーム撃つにはイフリートが必要です」

「!?」

「シャーマンの高位魔法のほとんどは上位精霊を必要とします。そして上位精霊とはめったに出会えません」
「そ、それならどうすればファイアストームを撃てるんですか?」
「炎の上位精霊と出会うなら、神の心臓にでも行けばいいんじゃないですか?そこなら居るでしょうね。たぶん」

 ……一二三ん、大ショック。開いた口が塞がらない。

 僕は高レベルのシャーマン使った事ないから、高位魔法に上位精霊が必要とか、そんなの考えてもみませんでした。でもそうなるとシャーマンの高レベル魔法って、ほとんど死にスキルですよね。

 し、しまった。シャーマンでなくソーサラーの方が良かったか。
 僕がそう嘆いた所に、GMの追い打ちがかかってきました。

「みなさん、PC作成お疲れ様です。それではシナリオに入っていきます。ちなみに今回はダンジョンアタック物です」

 精霊いないじゃん!



 精霊が無ないダンジョンを根性で乗り切る男、一二三ん。
 魔法の大半が使えなくなりましたが、TRPGで大切なのはセッションが楽しめるかどうかです。だからめげません。

 さてPCの立ち位置ですが、なんとダンジョンに潜って一山当てたらしいです。そんでにわかの成金らしくブイブイ言わせてます。どうやら今までハズレダンジョンばかり潜ってたらしく、高レベルになっても名声は得られなかったようです。

 そんな時、ダンジョンマスターなる者から挑戦状が届きます。
 真の名誉を求めるのなら、我の作ったダンジョンを見事攻略してもよ!
 との事です。

 PCは渡りに船とばかりにダンジョンマスターへ挑みます。

 今回のダンジョンは、全部で三つあります。

 まず本命のダンジョン。
 これはダンジョンマスターが作ったものですが、実はこのダンジョンへ潜る為には二つの証が必要です。

 その証の一つ目がゴーレムマスターの証。
 ゴーレムマスターなる人物が作ったダンジョンを攻略すると貰えます。

 証の二つ目はビーストマスターの証。
 ビーストマスターなる人物が作ったダンジョンを攻略すると貰えます。

 こうして二つの証を貰った後、やっと本命のダンジョンへ挑めるのです。



 ダンジョンの中はリドルとモンスターで一杯でした。逆にトラップはほとんど無かった様に思えます。

 PCは溢れ来る敵をバッタバッタとなぎ倒しますが、さすがに強いです。モンスターLV7位ではオヤツにもなりません。

 ダンジョンの奥にボスが居ます。
 ゴーレムマスターのダンジョンにはアイアンゴーレム。ビーストマスターのダンジョンにはレッサードラゴン。
 戦いましたが、苦戦らしいものは全く無かったです。

 楽勝の原因ですが、おそらく男シャーマンの魔法にあると推測します。

 まず初手にバルキリーブレッシングを全員にかけるのですが、これがえらく強い。その強い原因ですが

――魔法やブレスなどのダメージは、抵抗後のダメージをバルキリーブレッシングから引く

 というmpにあると思います。すなわちブレス撃たれて抵抗したら、抵抗したダメージをバルキリーブレッシングから引くんですね。それじゃとても50点削れない。そして基本バフを掛けてるPCの抵抗を抜くのは至難です。

 なら物理攻撃はどうかというと、前衛は魔法の盾やパリィパリィで武装してます。そうなるとまず当たりません。例えそれが、ドラゴンであっても。

 すなわち物理も魔法もブレスも、冒険者には通用しなかったのです。

 そして攻撃ですが、魔晶石に物を言わせて達成値を上げたバルキリージャベリンが絶大でした。抵抗されても16点は行きます。抜けばもっとです。しかも純エネルギーなんで相手を選びません。

 つ、つよい。男シャーマン強い。
 彼には上位精霊なんていらんやったんや。戦乙女が居ればそれでよかったんや。

 本当にそう思います。



 こうしてゴーレムマスターとビーストマスターも攻略した一行は、ついにダンジョンマスターへ挑みます。

 その迷宮の奥深くいるのは、アーマード・ドラゴンゾンビなるモンスター。先ほど倒したレッサードラゴンとアイアンゴーレムが合体した、恐るべきモンスターです。ドラゴンの火力にゴーレムの防御力。確かモンスターLVは12位だったと思います。

 しかしこのモンスターをもってしても、バルキリーブレッシングを破れませんでした。初代ソードワールドで50点は簡単に出せる数値ではないのです。

 こうして見事ダンジョンを制覇したPCは、莫大な財宝と名誉を手に入れたのでした。
 めでたしめでたし。



 初代ソードワールドを生まれて初めて高レベルで遊びました。楽しかったです。PC作成の時点でワクワクでした。

 んで8月のコンベンションですが、残念な事に公民館が取れませんでした。流れてしまった訳ですが、まぁたまにはね?

 でも9月は取ったので、来月はよろしくお願いします。


【TRPGコンベンション】 2016 -ウォーハンマーTRPG~オウガ~-

 梅雨でも台風でも楽しくTRPGがモットーの修槌会です。

 今回はウォーハンマーTRPGのセッションを行いました。しかもタダのウォーハンマーではありません。PCが全員オウガという、オウガセッションです。

 ちなみにオウガと言えばどんなイメージがありますか?よくあるファンタジーでイメージするなら、姿は日本の鬼に似ており、人をさらっては食うという迷惑な奴です。

 初級のパーティーなら手ごわく全滅もありますが、中級あたりになるとサクっと狩られるモブになる。驚異のボス役から引き立て役までこなせる粋なモンスターですが、ウォーハンマーのオウガは一味違います。

 まず姿が違う。ウォーハンマーのオウガは筋肉と脂肪で覆われており、丸っこい姿をしてます。丸っこいですが、脂肪の下に秘めた筋肉の量が尋常でなく、その瞬発力は相当なものです。力士体系というか、いわゆる動けるデブですね。

 そして独自の文化を持ってます。それは力で物事を解決するという野蛮かつ原始的な文化で、とても洗練されたものではありません。
 確かにその文化は野蛮ですが、決して単純ではありません。ユニークな風習が多々あり、いわゆる 【からだはでかくて、おつむはからっぽ】 というロールプレイをするのに大きな助けになります。

詳しくは公式HPをどうぞ。

 読んでみたら分かりますが、とても面白いです。しかしほんとウォーハンマーは、ブリティッシュ・ジョークの効いた良い文章を書きますね。(翻訳する人は大変と思いますが)
 


 そんな訳で始まったオウガセッション。

 今回の舞台はエンパイアでなく悲嘆山脈、すなわちオウガキングダムであります。PCは金歯族というオウガの部族に属しており、そこで依頼を受けたり食ったり殺したりしてます。

 さて今オウガキングダムで一番ホットな話題は何か?それはたらふく祭りです。

 たらふく祭りとはその名のとおり、ただひたすらたらふく食う祭り、すなわちオウガの大好きな祭りです。ここで大きな獲物を持参すれば、あなたは一躍スター。あいつマジ半端ねぇ、大あご様の生まれ変わりだと注目浴びること間違いなし。

 じゃあ大物狩りましょうね~。

 GMは大物にふさわしく、巨人を用意しました。しかも4体のオークも一緒です。激戦が予想される……と思いきや、案外あっさりPCが勝ってしまいます。

 いかにタフな巨人といえど、オウガに囲まれ三回攻撃を食らえば持ちません。しかもグレイトウェポンです。お供のオークもオウガの恐怖にビビッて役に立たず。

「あ、オウガって強い。本当に強い」

 たぶん誰もがそう思ったに違いありません。



 見事巨人をやっつけて、800の経験点と250の金貨をゲット。これでPCは大幅に強化されます。まぁ大幅に強化される分、立ちふさがる敵もそれ相応になるのですが。
 
 ちなみに用意した敵は

ヴァンパイア×1(焔の魔法体系、魔力点3)
ブラッドドラゴンヴァンパイア×2
ヴァンパイアバット

 という敵です。普通のパーティーなら即死級の敵がワンサカいます。

 これはヤバい。PCの運命点を全部使って、かつ何人生き残れるか……

 という妄想をしてたのですが、実際は全く違いました。

 まずですね、大金を手に入れたPCは防具を揃えます。フルプレートまではいきませんが、フルメイルとガントレットは当たり前。オウガのタフさも加わり、防護点は10ある有様に。

 そうなるとね、攻撃が本当に通らないのです。魔法を撃とうがグレイトウェポンを叩き込もうが「なんじゃそりゃスノットリングがじゃれとるんか」てな感じで、もう無敵モードに入ってます。

 しかも成長したPCは4回攻撃をしてきます。
 囲んで、グレイトウェポンで、4回攻撃です。

 つ、つよい……強すぎる……

 てな訳で一点の運命点も減らせぬまま、ハッピーエンドを迎えました。

 恐怖強い、3回攻撃強い、オウガのロールプレイは楽しい。

 今回のセッションを要約するなら、上のようになります。

「何というか、生態系の頂点に立ったロールプレイだった」

 プレイヤーの感想ですが、はい、まことにその通りでしたね。

 何時もは恐ろしい怖いのウォーハンマーですが、種族が変われば世界が変わります。まだまだ色々な遊びが出来そうです。

【2016年7月24日】 TRPGコンベンションのお誘い

6月のTRPGセッションの詳細は下記の通りになります。

■開催日時:2016年7月24日(日曜)
■会場:別府市南部地区公民館、小会議室
 ★☆Googleの地図です☆★
■駐車場有り

■時間:10時30分~20時30分
■参加費:大人500円、18歳以下は200円を徴収いたします。
■禁止事項:公民館での食事は禁止されてます。(飲み物はOKです)

当コンベンションに参加するのに、予約は必要ありません。
初心者にも対応してますので、TRPGに興味があると言う人は是非ご参加ください。

!!GMしてくれる方、大歓迎です!!

お待ちしてます!

【TRPGコンベンション】 2016 -SW2.0-

 第四週目の日曜がTRPGコンベンションになりつつあるこんにち。
 そろそろ定期的な開催を決めた方がいいかなぁ、とか思ってる僕です。

 今回はSW2.0にPL参加してきました。有り難い事にGM参加をしてくれる人が居たのです。

 んで僕はですね、2.0のEXルルブを使いたかったんですよ。あのルルブを使って、ファイターをしたかったのです。何せあれでファイターが大幅強化されましたからね。

 今までのファイターっていうとそりゃあ・・・残念な仕様だったのでねぇ。盾もってボコすか殴られるだけって感じでした。両手武器など持てるはずがありません。

 でもですよ、EXで両手武器専用の特技が沢山出たじゃありませんか。斬り返しⅠや薙ぎ払いⅠですね。これで両手武器ファイターは 居ても許される 存在になったと思うのですよ。

 という訳で、リルドラケンの両手武器ファイターを使ってみました。



 初期作成でパパッと作成。

DSC_0027.jpg

GM:Yさん

PL:むぅさん
PC:アルフレッド
種族:ルーンフォーク
技能:マギシュー
特技:精密射撃

PL:Tさん
PC:ソデクロ
種族:人
技能:プリースト(ルロード)、フェンサー
特技:魔法拡大・数

PL:Iさん
PC:ファルノス
種族:ナイトメア/エルフ
技能:Bテーブルばかり取ってる趣味人、すなわちフェンサー、スカウト、バード、セージ
特技:思い出せません……(小声)

PL:Tさん
PC:エイバン
種族:人
技能:ソーサラー、レンジャー
特技:魔法誘導

PL:一二三ん
PC:クロコ・ダイソー
種族:リルドラケン
技能:ファイター、エンハンサー(キャッツアイ取得)
特技:斬り返し


 このメンバーを見て分かる通り、グラップラーが居ません。すなわち火力不足であります。

 どういう事かというと、初期作成パーティーの火力の大半は、グラップラーに頼ってます。
 魔法使い系はMP不足なうえ、まだロクな攻撃魔法がない。マギシューの銃は当たらない。ファイターは壁。フェンサーは万が一の保険。となれば攻撃はグラップラーしかないのですよ。

 でも今回はその攻撃役を、ファイターがやります。
 両手武器で火力アップ、そして≪斬り返しⅠ≫とキャッツアイで命中アップ。これで何とかなる可能性がある……?

 といいなぁ。



 今回のシナリオはダンジョンアタックとシティアドベンチャー。ショートシナリオ二本立てです。

 ダンジョンアタックですが、魔剣の迷宮物であります。

 武器屋の倉庫の一室に保管していた魔剣が、持ち主を求めて迷宮化しました。これは大変、そして魔剣ゲットという事で、冒険者達は迷宮に挑みます。

 迷宮内の敵は、魔法生物で統一されてました。魔法生物ってなかなか戦う機会がないので、新鮮だったです。

 レンガードやライトニングステッキは、攻撃力は高いけど防護点は低い。だからファイターの攻撃で即死です。

 んで≪切り返しⅠ≫を使ったのですが……いいですねこれ。攻撃が半端なく当たります。要は命中判定を2回振って高い目を採用するわけですから、そりゃもうビシバシ当たりますよ。これは両手用武器の救世主ですね。

 んでファイターだから金属鎧を着て防護点も高めです。モブ程度の攻撃ならビクともしません。両手用武器&斬り返しⅠの戦士は、攻防そろった良い前衛でした。

 ああ、これで前衛グラップラー1強は無くなったんやなぁ……と感慨深いものがあります。



 ただ盾はない分、高火力の攻撃を受け続けるのは限度があります。
 シティアドベンチャーでのラスト戦闘では、腕利きの傭兵と山賊の首領が現れました。

 前衛としてはこの2体の敵を引き受けて前線を構築するわけですが……この2体は全力攻撃で20近いダメージを叩き出してくるのです。とてもじゃないが持ちません。ソーサラーのブラインドウェポンが通らなければ、サックリ落ちてたでしょう。

 あれ?この敵なら盾もってても危なかった……?

 かどうかは分かりませんが、ファイターで盾を持つのなら他のメンバーが攻撃力過剰気味でないと、おそらく戦闘で役に立たない&敗北すると思います。SW2.0は先手を取って高火力を叩き込むゲームなので、防御は二の次なんですね。



 ともあれ何とか戦闘に勝利し、無事ハッピーエンドを迎えました。やったぜ。

 いつもはGM参加だけど、たまのPL参加は新鮮で楽しいです。
 しかし何ですね、ガッツリTRPG出来る環境に身を置ける僕は、大変な幸せ者です。

 ガッツリと言いましたが、本当にガッツリなのです。コンベでは一日で8時間以上TRPGをします。

 んでその後はボドゲやカードゲーム。
 
DSC_0028.jpg

 クトゥルフ関連のカードゲーム「ラブクラフトレター」。

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 開幕即死もある運任せのゲームですが、一回のゲーム時間が短く何度も遊べます。回転率が良いので、TRPGコンベではお誂え向きのゲームだと思います。

 それでは皆様、また6月もよろしくお願いします。

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