最近D&Dばっかやってる気がする。いやぁ、とても素晴らしいですね。
今回遊ぶシナリオは、DMエルさんのオリジナル。
僕等のPCは、開拓民となって入植地を荒らすモンスターをぬっころすのだ。
PCは以下の3名。
・ヒューマンのファイター
・ドワーフのクレリック
・ハーフリングのローグ
3名と数は少ないながら、LV2であるためそこそこ強い。開拓民にとっては、希望の星だろう。
そんな希望の星に、偉い人が依頼を持ってきた。何でも仲間が敵襲を受けてるから、救援に向かって欲しいとのことだ。
PCは即効で依頼を受けた。仲間が危険な目に合ってると言うのに、駆け引きなしてる暇は無い。PCはムギャオーと叫びながら、救援に向かった。
救援へ向かう道は、二つある。
危険な近道と、安全な遠回りだ。
しかし遠回りと言っても、近道との差は僅か2時間程の違いでしかないのだ。PCはさして迷う事もなく、安全な遠回りの道を選んだ。
安全な遠回りと言っても、道中は険しかった。まともな道など無く、PCは様々な技能テストを行う事になる。しかも急いで行軍するのだから、疲労も伴う。
とは言え、流石にそこは冒険者である。たいした怪我もなく、無事に目的地まで着いた。
さてさて、一隊どんな魔物が暴れてるのだろうと辺りを見渡せば、なんとグリーンドラゴンが暴れてた。これにはPCもビックリ。そしてビックリしながら、すぐさま戦闘に入る。
グリーンドラゴンは強かった。本当に強かった。DMが手加減してくれなければ、全滅してただろう。それぐらい強かった。結局は勝ったのだったが、これぞドラゴンと言うのを存分に見せ付けてくれた。
悪いドラゴンをやっつけ、仲間を無事に救助すれば冒険はおしまい。僕らの完全勝利である。
DMのエルさん、及び一緒に遊んだ皆様。楽しかったです。また今度遊びましょうね。
おしまい
【追記】PLの人数は何人が最適か?
まぁそんな物ゲームによりますわな。PCの技能が一つに特化されてるゲームなら、ある程度の人数は必要でしょう。じゃないとバランスが取りにくいからね。
しかし僕がPLとして参加するなら、だいたい3~4名位が一番楽しいです。ちょいと少ないぐらいの方が、活躍の場が回って来やすいのでダイスを振る機会も増えます。あまり大人数になれば、ロールプレイする機会もダイスを振る機械もガクンと減ってしまいますからね。やっぱりそれって少し寂しいです。
とまぁ我侭を言ってみましたが・・・今度PL6~7名で、クトゥルフやる事になりました。GMが僕です。
その7名の内訳のうち、TRPG全くの初心者が2名、クトゥルフ初めての人が2名、何時もの連中が3名と言う具合です。新人さんは大歓迎。鉄は熱い内に打てというか、声をかけたらその場で約束を取り付けろって感じです。
賑やかですね。それと今回のPLは、高校生と大学生も居るんです。僕は彼らの発する眩しいほどの若さに目が眩みそうですよ。若造め、目にものを見せてやるわ!
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ついに僕も、D&D4版デビューを果たしました。
スターター・セットですが、これもD&D4版に間違いあません。
僕等は週末に、リングテイルに集まってTRPGをやります。
今回遊ぶシステムはD&D4判のスターター・セット。GMはエルさんです。
一同が席に着いて挨拶を交わしたら、PLは用意されたPCを選び始めます。
GM「それでは4つのクラスを用意したので、お選び下さい」
PL「・・・・・」
PL「・・・・・はい」
PL「・・・・・」
PL「・・・・・あ、僕余ったので良いです」
PL「あ、僕も最後の、余ったので、良いです」
PL「・・・・・」
PL「・・・・・」
PL「・・・・・フヒ」
いやーありますよね、こんな光景。こういう時は一人が動くと他も釣られて動くのですが、その最初の一人が中々でません。これはコンペ等でも体験しました。
んでですね、そういう時は様子見しないで、自分が一番最初に動けばいいんです。
僕「ファイターオナシャス!センセンシャス!」
僕はファイターを選びました。ルールが一番簡単そうに思えたからです。
他のPL。すまぬ・・・すまぬ・・・。
*** *** *** *** ***
PLがキャラ作成をしたなら、いよいよゲームの開始。
僕等は既にパーティーを組んでる状態であり、今は街へ移動してる所です。
と、シーンの説明はここまで。突如山賊共が湧いてきて、PCに襲いかかってきた。
いざ、チュートリアル戦闘開始!
・・・戦闘は、サクっと終わりました。ウィザードのマジックミサイルで、山賊共がガンガン死んで行ったのです。いやーこのゲーム、魔法が強力ですね。
山賊を返り討ちにした冒険者達は、馴染みの酒場へたどり着きました。
ここで派手に飲み食いし、次への冒険の英気を養います。
ド ン !
と、ワンピース張りの馬鹿騒ぎをした、次の日の事でした。
事件は、起こったのです・・・。
*** *** *** *** ***
てな感じで、オープニングフェイズ終了。これからシナリオの本編へ、入っていきます。
でもあまり長文でシナリオを書くのは良くないので、詳細を省いて説明します。
冒険者は幾多の事件のあと、二つの相異なる依頼から、一つ依頼を選ばなければならない状態になります。
つまりどう言う事かというとですね。依頼人が二人いるのですが、お互い睨み合ってる状態なのです。んで一方を選べば、もう一方と事を構えることになります。
依頼人は
若くて可愛いお嬢さん(ヒロイン)
VS
役人のオッサン数人(モブ)
の2択です。
・・・これ、勝負みえてるでしょ。
ゲームの流れを考えるならば、若いお嬢さんの依頼を受けるに決まってます。
ゲームの世界において、可愛いヒロイン1人はオッサン1000人に匹敵するのです。
間違えてオッサンの依頼を受けてみなさい、悲惨なエンドが待ってるに決まってます。たぶん。
・・・とは言えですね、僕は(空気を読まず)待ったをかけました。
「でもさ、ヒロインの依頼を受けると、無実の役人を何人も殺さなきゃいけないやん。いや殺すかはどうかわからんが、その覚悟は必要でしょ」
オッサンだって生きてるのです。
無下に殺していいはずありません。
「確かにオッサンの依頼を受けると、ヒロインは死ぬかもしれん。しかしこのヒロイン、PCとの接点まるでないやん」
どんなに美しいヒロインでも、それがポッと出のヒロインなら対応が冷たくなります。
「オッサンの目的は、強力な戦争兵器を作ることで間違いない。それが危険という意見もあるが、使われるのは遠い他国でしょ。それも小国同士が争う、イタリアみたいな乱世の国。むしろ応援してあげたいんですけど」
小国の運命をかけた決戦兵器とか、ロマンを感じるじゃありませんか。邪魔するなんて出来ません。
「という訳で、何人ものお役人を殺してまで、一人の少女を助ける義理無いと思います。他の皆様、いかがでしょうか?」
「少女の依頼を受けましょう」
「あ、はい」
複数PLが居たら、意見が割ることも多々あります。しかし幾ら意見が割れようとも、ゲームの進行を妨げる程の議論は不要なのです。
嘘と思うなら、GMの顔を見てみなさい。ね、困った顔してるでしょ。そういう時は空気を読んで、サクっと決めましょう。TRPGで固意地になっても、良いことなんて無いですから。
「すまぬ・・・おっさん共、すまぬ・・・」
でも僕はおっさん共の運命を思い、ちょっと泣きました。
*** *** *** *** ***
「ヒャッハー!これで役人殺しは4度目よ!わしの斧も、すっかり役人の血を覚えてしまったわい!」
ドワーフの戦士は血塗れた斧を持って、ゲラゲラ笑います。
「おっと!逃げられると面倒なのでな。皆殺しじゃ!」
役人殺しは大罪です。だから証拠など残しません。
冒険者達は、ヒロインを追ってくる人達を全員殺しました。
ちなみに追ってくる人達の中に『悪人』と呼ばれる人は居ませんでした。
彼等は働いて税金を収める、ごく普通の役人(兵隊)さんです。オープニングに出てきた山賊とは、訳が違います。
でも殺しちゃった物は仕方ないですよね。許してね、てへぺろ(・ω<)
*** *** *** *** ***
敵をやっつけて、無事ヒロインの依頼を果たした冒険者一行。
目出度くハッピーエンドを迎えた訳ですが、まだ旅は終わりません。
きっと次の冒険も、ドキドキワクワクがたくさん待ってる事でしょう。
そう、彼らの物語は、まだ始まったばかりなのです。
*** *** *** *** ***
てな訳でセッション終了。
皆様、どうもありがとうございます。おかげでとても楽しいセッションになりました。
また次回もよろしくお願いします♪
おしまい
【追記】どうも本格的にD&D4版を始める事になったらしい
好評を持って終えた今回のシナリオ。調子に乗ったぼくらは、本格的にD&D4判のキャンペーンを始めることになった。もちろんビギナーズセットでなく、大型本を使ってだ。
それはともかく
【D&D エンカウンターズ】
というのをご存知だろうか? 詳細→
http://www.youtube.com/watch?v=CDfAfWLcMm0以前から、D&D4をやろうという動きはあった。エンカウンターズならそれがうってつけに思えて、僕等は乗り気だったのだ。
しかしこれには、セッションが水曜日限定という、とんでもない条件があったのだ。
それはちょっと無理と言うことで、残念ながらエンカウンターズの話は流れてしまった。(既存キャラを使うというのも、あまり乗り気でなかった原因の一つだ)
でもそんな残念な経路があるにも関わらず、これからはD&D4が遊べるわけですよ。
どうなるか分からないけど、また楽しみがひとつ増えましたね。
ありがてぇ、ありがてぇ。