約2ヵ月ぶりのアリアンです。GMやってるTさんが、やっと土日に休みを取れるようなったのです。いやー目出度い。
これで僕もアリアンのセッションは3回目。少しずつゲームの空気を、掴んでまりました。
そんでですね、このゲームで一番楽しい所なのですが・・・。それは戦闘シーンでも、ロールプレイしてる時でもありません。一番楽しいのは、ルールブックを見ながらPCの成長を夢想してる時です。
実はこのゲーム、戦闘シーンは以外に淡白です。どのPCも攻撃手段・防御手段が少なく、戦闘での役割(使用するスキル)が固定されてます。
実際僕のPCはメイジなのですが、攻撃手段がランドフィッシャーのみで、応用力がまるでありません。一応他の攻撃スキルを取ることは出来ますが、アリアンでの攻撃スキルの摘み食いはNGなのです。
このゲーム、勝負は戦闘前についてます。
一度戦闘に入れば、応用力の少ないPCは出来ることが多くありません。だから戦闘中に機転を利かすよりは、戦闘前に勝利の方程式を組み上げる事が大切なのです。
戦う前から勝負は決まってる。
うーん・・・いい言葉ですね。
そうなると最初は辟易してた数多くのスキルが、とたんに魅力あるものになってきます。
今度レベル上がったら、あのスキルとって強化したい、あの装備が欲しいなと、妄想は無限大です。
そして妄想が無限大に出来るゲームとは、きっと良いゲームなのです。たぶん。
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そんな良いゲームで、僕らは遊び始めました。
今回のシナリオは連戦シナリオ。身の毛もよだつ恐ろしい化け物と、ひたすら戦い合うのです。
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最初のエネミーは『ハングトレイン』という木の化け物。こいつは人間をひたすら食べると言う、なんとも迷惑な化け物。それにモブエネミーが4体付き添ってるのだが、これが結構厄介なのだ。
ハングトレインは木の化け物らしく、森の中に姿を隠してる。擬態は完璧で、ちょっとやそっとじゃ見つけられない。PCは九つに分かれたエリアを探索し、体を木の枝で打たれながらハングトレインを捜す。
戦闘は激しかった。敵は長い枝でPCを捕獲するのだ。柔らかい後衛が前線に引きずり出されると言うのは、何ともいやらしい。ほんとアコライトさんのプロテクションには感謝です。
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次のエネミーは『ネコダマ』というアンデット。ネコダマとは多数の猫の死体が合わさって、巨大な玉を形作ってるというイヤーな敵。ウォーハンマーなら恐慌チェックが必要な位、グロい。
こいつは雪山の頂上でゴロゴロと転がり、自身が巨大な雪だまになろうとしてた。そうして巨大な雪だまになったら、そのまま町にぶつかるのだ。
でもその光景は、ちょっとだけ可愛いかもしれない。
今回の戦闘は、ネコダマを移動させないことが大切だった。ネコダマが一定のラインまで移動したら、PCの敗北だ。勢いのついたネコダマは、そのまま町に直撃をする。
戦闘ではギルトサポートの『陣形』が役立った。戦闘が始まるなり、即効でネコダマに接近できたのだ。そしてそのまま撃破出来た。いくら強くとも、所詮無勢である。
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最後のエネミーは『傀儡使い』というアンデットだ。奴の能力はモブを操ることで、多数の村人を駆使出来る。感情を見せずノロノロと歩く村人は、ゾンビそのものであった。
PCは探索の結果、傀儡使いを発見。すぐに戦闘を挑む。敵は傀儡使い以外にも、フライングヘッドという毒の牙を持つエネミーが2体居た。
敵は強かった。強かったが、ここでPCは溜めに溜めたフェイトをぶち込んで、見事完勝する。 このゲームの基本「ヤラレル前にヤレ」を地で行った戦いであった。
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3体目のエネミーを倒した所で、シナリオは終了。僕らはお疲れ様の挨拶をして、その姿勢のまましばらくぐだる。
ちなみにエネミーはあと1体残ってる。残りの敵は、次回のシナリオに持ち越しだ。
と言う訳で、今回のセッションは無事終了。
一緒に遊んでくれた皆様、ありがとうございました。
おかげで、とても楽しい時間が過ごせました。
また次回、会いましょうね。
おしまい
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