楽しい楽しい、九州ウォーハンマー大会。
九州ウォーハンマー大会とは・・・
リングテイル(と大分修槌会)の新のボス『デイビット』さんが主催する、ウォーハンマー・ファンタジー・バトルのゲーム大会です。
九州最強のプレイヤーを決めるには、もってこいの大会と言えるでしょう。
・・・いやまぁ、最強のプレイヤーと言う言い方は、正確ではありません。
今大会では10名近い趣味人が、ランダムに選ばれた3名の趣味人と戦い、ポイントを競うんです。
10名のうち3名だけとしか戦わないので、組み合わせ次第では、誰もが優勝と最下位を狙う事が出来ます。
誰もが優勝を狙えるってのは良いですね、僕も俄然やる気が出てきました。
*** *** *** ***
さて、やる気をタップリ溜め込んで僕達大分の4人組は、大会前日の28日に大分を発ちました。
前日に出発するなんて「気が早い奴等だな」と思われるかもしれません。けどそれにはちゃんとした理由があるのです。
ゲームの大会は、29日の『午前9時30分』から始まる。29日の当日に出発するなら、まだ空が暗い内に大分を発たなければならない。
そしてそのままゲームをするのはあまりに酷という事で、我等がリーダーデイビットさんは、僕等4人を前日に招待して、そのまま一晩泊めてくれることにしたのだ。
本当にありがたい。
お世辞抜きに、本当にありがたい。
僕は午後10時少し前にデイビットさん宅に到着し、そこで一緒に映画を見たりミニチュアのペイントをした。
デイビットさんは白アンダーとウォッシュだけで、ハイエルフを最強にかっこよくペイントするのだ。その技法に目を奪われる僕等。たぶん僕の4分の1程度の労力で、ミニチュアをペイントしてるんだろう。
すごいなぁ、いつか僕もこうなりたい。
*** *** *** ***
例のダンジョン部屋に1泊した僕は、元気いっぱいで大会の日を迎えた。
デイビットさんが用意してくれたオイシイ朝食を食べて、大会のセッティングを手伝う。
今日は天気がよいので、デイビットさんの庭でゲームをする事になった。そう、デイビットさんの家は室内だけでなく、庭も広いのだ。

この通り、7つのゲームテーブルを置くに十分な広さをもってる。しかも背の高いコンクリで外部との視界を完全に遮蔽してるので、ゲームするにはもってこいなのだ。ここなら裸で踊り狂っても大丈夫だろう。
*** *** *** ***
話は変わって、これが今大会用のロスターです。


盾役のスレイブ
アタッカーの、ラットオウガとヘルピット
後方撹乱にはガッターランナー
味方殺しのワープライトニング・キャノン
ジェネラルにはお馴染みのグレイシーア
そしてスケイブンに必須のASB
最後は一発屋の破壊のロケット
とまぁ、何処にでもありそうなロスターだけど、結構悩んだ。
ラットオウガの変わりにプレーグセンサー入れようとか、コア枠のウェポンチームを無くしてストームヴァーミン入れようとか、そりゃもう沢山悩んだ。
結局は上にあるロスターで決まったけど、別のロスターを試してみたい。
本当、楽しみが尽きないね。
*** *** *** ***
ついに第一回戦が始まった。
Return to Bogenhafen ボーゲンホフェン町 (Dawn Attack : 暁の進軍)
VLAD(ハイエルフ) x 僕です(スケイブン)
このボーゲンホフェン町は、ものすっごく情景モデルが多い。たぶん全部で20個弱はあるんじゃないだろうか?
情景モデルが多いシナリオは、数で押すスケイブンにとってとてもやりづらい。進軍するだけでも一苦労だ。
とスケイブンの僕涙目のシナリオだけど、ここは対戦相手のVLADさんが色々と譲歩してくれた。

僕「えっと、この橋の下は通れる・・・んすかね?(小動物のように小刻みに震えながら)」
VLAD「通れる事でいいですよ。ここ情景モデル多いですし、移動不可にしたら大変でしょう(日本語がめっちゃ上手い)」
このゲームじゃVLADさんが、色々と親切にしてくれた。その親切さとダイスの目に助けられて、僕がこのゲームの勝者となった。
それでも勝ちは勝ちだ!(ゲス顔)
というかVLADさんのダイス目は、本当についてなかった。
1600の低ポイント戦では、失敗のリカバリーが効き難いので、一度の不運がそのまま勝負を決める事がある。今試合ではVLADさんの例が、まさにそれだろう。
*** *** *** ***
僕は勝利の勢いをそのままに、第二回戦に挑んだ。
対戦相手はお馴染みの店長さんだ。
「おっおー?やっべー店長さん泣かしちゃうかもしれないよー」
と調子ぶっこいてる僕。
店長さんとゲームする前は、こういったプロレスチックなやり取りが繰り広げられる。
店長さんはともかく、僕はとても楽しい。
Border Princes ボーダー・プリンス未開地 (Blood and Glory : 流血と栄光)
MIYAO(ヴァンパイア) x 僕です(スケイブン)
「しまった、バナーの数が少なくて、士気ポイントが4しかない。ジェネラル倒されるとゲームに負けてしまう」
コア枠にスレイブばっかり入れたんで、バナーの数がとても少ない。(奴隷鼠は軍旗を持てない!)
流血と栄光において、スレイブ中心のロスターは良くなかった。
それに対し店長さんはゾンビにバナーを持たせられるので(ゾンビが軍旗の下に集って何をする気だろう?)士気ポイントはかなり高い。
結果、2ターン目の始めに僕のジェネラルが討ち取られ、勝負が決まってしまった。
・・・やったった、やってしまった。
士気崩壊ポイントの事を忘れたのもあるが(店長さんに終わりですと言われた瞬間、頭の中に?が浮かんだ)何より作戦がまずかった。
ヘルピットの後ろにグレイシーアを隠してホクホクしてたのだが、店長さんに
「あ、僕のネクロマンサーからグレイシーア見えます。6個振りでナガッシュ撃ちますね」
とナガッシュを撃たれてる。
何とか凌いだものも、続くモーティスエンジンの射撃で、ジェネラルは沈んでしまった。
モーティスエンジンって、パンジーの絶叫使えるの?うわ、しまった・・・。
とゲーム終了。僕は店長さんに
「偉そうなこと言ってスイマセンでした!うっう・・・」
と泣きの謝罪をして、ミニチュアを片付け始めた。
・・・こう書くと僕のミスで勝負がついたように思えるが、僕のミス以上に店長さんの采配は上手かった。
何せ店長さんの編成を見た瞬間、僕に弱気の虫が走ったのだ。
分厚い縦長のゾンビと、強力なモンスター・インファントリーの組み合わせは、僕の編成にとって非常にやりづらい。
僕の2回戦目は、苦い敗北となった。
*** *** *** ***
気を入れ替えて3戦目。
対戦相手は、生粋のモデラーである阿部さんだ。彼のペイントはメッチャ上手い。
こういう時だけ真面目な顔になる僕

Peak Pass ピーク山道 (Battle for the Pass : 峠道の戦い)
ABE(ウッドエルフ) x 僕です(スケイブン)
「むむ、対戦アーミーは、オワコンのウッドエルフではないか。阿部さんには申し訳ないが、こりゃ勝負あったな」
と余裕綽々の僕。

実際こんな感じで、僕は圧倒的な物量でウッドエルフを蹂躙してた。
接近戦はもちろんの事、射撃戦でも互角の戦いをしてただから、ウッドエルフはたまらない。
だからウッドエルフに勝ち目は無いなと、僕は思ってた。
・・・あの瞬間が、訪れるまでは。
まぁ何が起きたかというと、ジェネラルがパニックを起こして逃げたのだ。
僕は士気9(仲間がいりゃこっちのもんよ付)でASBの振りなおしがあれば、まず逃げないと思ってた。
実際2D6で10以上が2回出る確率は、1/36である。
しかし、出る時は出るもんだ。
ジェネラルとASBが逃げた瞬間、スケイブンの軍は崩壊した。
希望を託した再集結テストも失敗。(しかもミュージシャンの+1を忘れると言う失態付きだ。焦るとロクな事にならないね♪)
次のターンにはグレイトイーグルのチャージを食らい、ジェネラルとASBは仲良く戦死を遂げた。
逃走中に討ち取られるという、何とも不名誉な戦死である。
そんなこんなで、僕はおおよそ130Pの差がついて負けてしまった。
うう、悲しい・・・。が、この悲しさをバネに、僕は更なる精進を重ねるつもりだ。
がんばるぞー!!
*** *** *** ***
3戦全てが終わり、いよいよ結果発表となった。
一位はオークゴブリンのヤスさん、おめでとうございます。
今回は一緒にゲームできなかったけど、また別の機会に遊びましょうね。楽しみにしてます。
んで僕は10位中5位と言う、なんとも真ん中な結果になった。
いいね、真ん中。真ん中大好きです。
それとモデラーのホッシーから、色々とペイントテクを教えてもらった。
しかも便利な工具まで頂戴してしまった。
ホッシー、ありがとうね。
この工具は新人のイッチーと、仲良く使います。
*** *** *** ***
大会はゲームも楽しかったけど、普段会わない人たちとのお喋りも凄く楽しかった。
皆親切で良い人達ばかり。また機会があったら、是非とも北Qゲーマーズで遊びたい。
今回はホスト役を務めたデイビットさん、本当にありがとうございました。参加賞のプレゼントかっこよかったです。
それと、長距離運転してくれた店長さんも、ありがとうね。
僕等が北九州に行けるのも、店長さんのおかげです。
最後に、今大会で出合えた全ての人に感謝を。
是非ともまた次回、会いましょう。
でわでわ♪

※このブログの写真は、北Qゲーマーズより転載してます。
今大会のレポもあるので、是非ともご覧になって下さい。
九州大会2012年 レポート
スポンサーサイト