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【SW2.0】 深海の境界線

 初回の蛮族フレンズから約一年の時を得て、冒険者たちの戦いもついに最終回。キャンペーンのラストシナリオ、始まります。

 最終回のシナリオなので、メインになるのは凝ったギミックや謎めいた探索ではありません。、PCとNPCに起きた因縁に決着をつけたり、今までに起きた事件の総合性を取るための伏線回収等が主です。
 そして、戦闘はより過激に恐ろしく、となります。

~初戦~

スコーピオンジェネラルLV11×3
オーガバーサーカーLV11×1

 で、でた~。部位持ちでマギテック技能を持つ、凶悪エネミーのスコーピオン。しかも部位が四つあるジェネラルが三体!それとおまけ程度にオーガバーサーカーが一体。
 我ながら飛ばしてるなー……と思いきや、まぁいつもの如く、PCが先制取って範囲魔法をコア部に巻き込みながら連続ブッパ。弱ったコアに、ファイターとファストアクション持ちのグラップラーが攻撃し、反撃する間もなくスコーピオンジェネラルが死亡。オーガ君は怒りの反撃を行うも、次のラウンドで死亡。戦闘終了。

 う、うん。分かっていたけど。やっぱSW2.0ってこうでなくっちゃね。こう、PCの強さを存分に発揮できる、素晴らしいシステム。王道ヒロイックでハイなファンタジーって感じがよく出ています。
 え?もし先制判定が失敗したら?その時は別ゲーになります。王道ヒロイックから陰惨なホラーに早変わり。ここら辺の緩急の付け方も魅力的ですね。



 緩急の差が激しすぎて立ち眩みを覚えましたが、続けてゲームをします。

~次戦~

アンデットジェネラルLV14 剣の欠片入り
邪教の大神官LV13 剣の欠片入り

 高レベル帯の敵が2体。かつ欠片入り。これはハードな戦闘になりそうです。
 と言うわけで先制判定。PCが取った。うん、これで敗北はなくなった。(勝利するとは言ってない)
 じゃあ前衛はバフ魔法貰って突撃しましょうね~。

 ちなみに敵の隊列は

前衛:アンデットジェネラル
後衛:邪教の高司祭

 というオーソドックスなもの。後衛に攻撃するには、前衛を潰さなければならない……と思いきや、グラップラー×スカウトのPC影走りを持ってたので、いきなり後衛に攻撃を仕掛けます。ファストアクション込みの6回攻撃で、邪教の高司祭のHPは半減近く減りました。これはナイス。

 問題はアンデットジェネラル。こいつの12回の全力攻撃は、パーティーを全滅に追い込むのに十分な破壊力を持ってます。後衛が食らえば即死間違いなし。それは不味いので、ファイターは壁になりに行きます。がんばれ、ちょーがんばれ。

 いくら堅くてタフなファイターでも、12回攻撃はきついです。ちなみに金属鎧をきてる&レベル差が高いので、避けることも出来ません。あ、やばい。

「ファイター!両手武器を捨てて盾を持つんだ!そうすれば防護点が2上がる!」

 口から魂が出かかってるファイターの耳に、仲間のアドバイスが聞こえます。ファイターは12回殴られた後で「その手があったか」とばかりに両手武器を捨てて、盾を装備します。たったの2点の防護点上昇でも、12回の攻撃を防いだら24点のHPを守ることが出来ます。

 こりゃ厳しい戦いだ。死者が出るかもしれん、とPCは作戦を練ります。悩んだ末、パーティーの作戦が決まりました。

 ファイターはウィプスを召喚して回復し、とにかく耐える。なお召喚したウィプスはアンデットジェネラルに攻撃されるが、その分ファイターの被弾が減るので有り難い。
 プリーストはファイターの防護点を上げる&回復。限界まで防護点を上げるべし。
 マギシューは基本攻撃だが、ファイターが危険な場合は迷わずヒールバレット。(そしてファイターは大概危険な状況)
 グラップラーは邪教の高司祭とイチャイチャする。
 ソーサラーはバフ&邪教の高司祭に攻撃魔法。(持ってて良かった鷹の目)そして邪教の高司祭が倒れたら、アンデットジェネラルに攻撃を切り替える。

 こんな作戦ですが、はたして上手く行くのでしょうか?

 はい、この作戦は実に上手く行きました。極限まで防護点を上げたファイターは、アンデットジェネラルの攻撃を弾き返すようになります。その防護点、何と驚きの24。敵の全力攻撃のダメージが2D+22点だから、ファイターが受けるダメージは2Dー2点となります。平均5ダメージだから余裕。と思いきや、何だかんだ言って9回は攻撃されるので、結構馬鹿にならないダメージになります。塵も積もればなんとやら、です。

 そうこうしてる内に、グラップラーが邪教の高司祭を撃破します。これで回復役が居なくなったので、ソーサラーはアンデットジェネラルに魔法攻撃を集中させます。精神抵抗されますが、それでも防護点無視のダメージは大きいです。

 手の空いたグラップラーはファイターの援護に向かう、のは死ぬ可能性があるので、代わりに乱戦エリア内を行ったり来たりして敵に悪口を言います。

 その悪口の甲斐があったのかはさておき、PCは無事にアンデットジェネラルを撃破します。

 長い、長い戦いでした。50回近く攻撃されたファイターは今回のMVPです。タンク役は偉大だなぁと思える一戦でした。



 凄まじい激戦を乗り越え、いよいよラスボスとの戦闘です。

 最強の敵、しかも変身する、それはきっと恐ろしい激戦の予感……!
 と思いきや、意外にあっさり勝負がつきました。途中ラスボスの攻撃魔法をクリティカルしてヒヤっとしましたが、見所はそれ位。PCは危なげなく淡々と回復し、これまた淡々と攻撃を仕掛けます。こうして特に盛り上がる事無く、ラスボス戦は終わりました。

――あれぇ?今まで出てきた敵では最高LVだし、追加で強力な特技まで持たせてるし、お供もつけたんだけど、こんなもんなの?

 こんなもんのようです。あっけないラスボス戦。盛り上がることを期待ましたが、TRPGは小説や漫画ではないので、作者(GM)の意図しない事は多々起きます。これもそんな物の一つ。
 ちょっとトホホですが、GMが張り切り過ぎて無駄に死者を出すよりはいいかもしれません。たぶん。



 以上の戦闘をもって、キャンペーンもおしまいです。シナリオ数は8回・約一年にも及んだキャンペーンなので、戦闘は盛り上がらなくてもエンディングではそれ相応に胸キュンしました。

 最後にPCの行く末を紹介。
 英雄として活躍したPCは、ルキスラから領地と爵位を貰います。ほくほく顔で貴族になったPCも居ましたが、それを良しとせず、新たな戦場を求めて傭兵を続けるPCも居ました。行く先はダグニア地方です。

~領地と爵位を貰ったPC~

PC名:アドルフ
種族:ナイトメア
技能:ファイター、フェアリーテイマー

PC名:ギルバード
種族:エルフ
技能:ソーサラー、コンジャラー、セージ


~傭兵を続けたPC~

PC名:ミケランジェロ
種族:ミアキス
技能:グラップラー、スカウト

PC名:シャーリー
種族:バルキリー
技能:プリースト(フェトル)、ファイター、ウォーリーダー

PC名:ユーフェリア
種族:ルーンフォーク
技能:マギテック、シューター


 最も大きな冒険とは夢に生きること。
 夢を見るから人生は輝く。

 皆の行く末に幸多からん事を。

おしまい
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